なぜPower BIではなくLookerなのか

Lookerのお客様は、それぞれ特有のニーズに最適な環境でプラットフォームのインスタンスをデプロイすることができます。多くのお客様は、Lookerを柔軟で便利なパブリッククラウドサービスにデプロイしますが、オンプレミスのホストを選択するお客様もいます。

いずれの場合でも、まったく同じLookerプラットフォームの体験を得られます。お客様の完全なコントロールのもと、ユーザーや関連ビジネスのプロセスを中断することなく、1つの環境から別の環境にシームレスに移行することができます。これらの環境内におけるクラウドデータベース全体のシームレスな移行は、Looker独自のモデリングレイヤーであるLookMLによって実現されます。これは、中央で定義されたビジネスロジックを根底にあるデータから切り離します。

Power BIはクラウドサービスですが、MicrosoftのAzureパブリッククラウド環境のみにデプロイ可能(そして根底となるAzureデータベース向けに最適化されています)。この制限は、より好ましい料金、より優れた機能、または世界の特定地域向けのより優れたサポートを提供する別のパブリッククラウドプロバイダーのサービスを活用したいと考えるIT組織に大きな障壁をもたらします。

オンプレミスバージョンのPower BI Report Serverがありますが、これとPower BI Azureサービスとの機能の違いは非常に大きく、エンドユーザーに混乱と複雑性を引き起こします。Power BIは、中央で定義されたメタデータレイヤーではなく、Azureに格納されたバラバラなメモリ内キューブの集合に基づいています。このため、エンドユーザーにとって根底となるクラウドデータベース間での移行が非常に困難になります。

お客様によると、今日も将来も価値をもたらし続けるソリューションの選択に重要なのは柔軟性と適応性。当社のソリューションとPower BIを比較したLookerのお客様からは、Lookerプラットフォームの以下の利点について多くの声が寄せられています。

現代的なマルチクラウド データプラットフォーム

強力なSQLベースのモデリング言語

シームレスな100%ウェブベースのエクスペリエンス

信用できるデータの探索

Lookerのエキスパートによるライブサポート

現代的なマルチクラウド データプラットフォーム

Lookerのアーキテクチャは、最新のクラウドデータベースのネイティブなスケーラビリティとパフォーマンスを活用するために基礎から設計されたもので、お客様は自身のニーズに最も合うクラウドプロバイダーを選択することができます。さらに重要なことに、Lookerのマルチクラウド機能を導入すれば、将来的にも有効なデータ戦略を立てることが可能で、Lookerを導入する場所や基盤となるクラウドデータベースは、ダウンストリームのエンドユーザーに影響をおよぼすことなく簡単に変更できます。

Power BIのお客様はMicrosoft Azureにしかデプロイできないため、他のパブリッククラウド環境のサービスを活用することができません。MicrosoftとAzureサービスのみを使用している企業にとってこの制限はすぐには大きな問題に思えないかもしれませんが、他により魅力的なクラウド環境や競争力に優れたクラウド環境が出現した場合に複雑性を引き起こします。

Azureの専用サービスであるPower BIの依存性により、切り替えの費用が非常に高価になり、お客様はAzure以外で使用できる広範なクラウドサービスを活用することができなくなります。

強力なSQLベースのモデリング言語

Lookerは、LookMLと呼ばれるパワフルなSQLベースのモデリング言語を使用しています。LookMLにより、SQLに詳しい高度なビジネスアナリストは、すべてのビジネスルールと定義が中央で定義・管理されるgitバージョン管理されたデータモデルに貢献できます。LookMLとSQLは類似点がとても多いため、一般的にビジネスアナリストは非常に短い期間でLookerのデータモデルを開始できるようになります。Lookerはデータや事前集計をデータキューブに格納しないため、アナリストはLookMLモデルを迅速に適応させてビジネスのニーズを満たすことができるようになります。

それとは反対に、既存のダッシュボードを使うにすぎないPower BIユーザーは、DAX(データ分析式)と呼ばれる複雑な言語を学ばなくてはなりません。この言語は、表形式のメモリ内のモデルに格納された多次元データをクエリするためにデザインされたものです。DAXを使用するためには、広範なトレーニングと技術的知識が必要であり、その習得には長い時間がかかることがあります。これは、DAXに必要とされるトレーニングや技術知識は、アナリストがすでに習得しているものとはまったく異なるためです(DAXは、以前のSQLサーバー分析サービスキューブをクエリするために使用されるMDXに類似しています)。

シームレスな100%ウェブベースのエクスペリエンス

Lookerは100%ブラウザベースであるため、お客様はユーザー用にデスクトップクライアントソフトウェアをインストールしたり維持したりする必要がありません。さらに重要なことは、Lookerのデプロイメントの場所にかかわらず、まったく同じユーザー体験が得られることです。Lookerがホストするサービスにサブスクライブしているお客様と、任意のパブリッククラウド環境またはオンプレミスでホストし自社管理を行うお客様では、まったく同じ使用体験を得られます。

Lookerは単一のプラットフォームに収められているため、データエンジニア、コンテンツキュレーター、部門の消費者はそれぞれの分析ワークフローをシームレスかつ直観的に実行することができます。

Power BIのコア製品はクラウドベースのAzureサービスですが、コンテンツを共有して消費できるようにするには、コンテンツを作成してPower BIサービスにパブリッシュするためのデスクトップコンポーネントが必要です。

Power BIは、Power BI Report Serverを介してオンプレミスでデプロイすることもできますが、使用できる機能とエンドユーザー体験はAzureベースのPower BIサービスと同様ではりません。この食い違いとデスクトップの依存性が相まり、管理者に不要なオーバーヘッドがかかるだけでなく、コンテンツ作成者や消費者に複雑性と混乱をもたらすことがよくあります。

信用できるデータの探索

Lookerのプラットフォームの基礎は中央管理されたモデリングレイヤーで、あらゆるディメンションや測定の定義を中央で一旦定義し維持するため、一貫性が保たれます。このモデリングレイヤーは、キュレートされたすべてのコンテンツ(レポート、ダッシュボードなど)が、正確でタイムリーな、一貫した指標を示すことを保証します。またこれにより、技術に詳しくないユーザーが直観的なインターフェースを使用し、データモデルを検索して自身の質問に回答できるようにもなります。

実際にLookerのお客様は、データ検索演習の質問と回答のプロセスで運用ダッシュボードで追跡すべき新しいKPIやインジケータを発見し、ビジネスにとって非常に重要なダッシュボードを構築することがよくあります。

Power BIは、作成者がビジネスの要件に基づいて表やダッシュボードを作成できるように設計されたものであるため、コンテンツの開発手段として探索するというコンセプトはPower BIでは初期段階にあります。

探索を通じてインサイトを発見する代わりに、Power BIのビジネスユーザーは、根底にあるデータにアクセスしてダッシュボードを開発しデプロイするためのスキルを持つ技術的なユーザーに、ダッシュボードの仕様と要件を渡す必要があります。いったんダッシュボードが構築されれば、ユーザーはセルフサービスで作業できますが、それは作成された使用可能なパラメーター内に限定され、いつかはダッシュボードが回答できない質問が生じます。

Lookerのエキスパートによるライブサポート

サポートに関し、LookerはPower BIやその他の競合会社とは大きく異なります。当社ではサポートにDCLという名前まで付けました。DCLとはDepartment of Customer Love(カスタマー・ラブ部門)を意味します。

Lookerでは、お客様からのフィードバックと関係性の構築を特に重要だと考えます。回答を得るまで数日かかるテクニカルサポートでお客様を待たせるのではなく、問題の解決を真摯に受け止める担当者におつなぎします。

Lookerのお客様は、特定の機能について支援が必要な場合や、製品に関する質問がある場合に、プラットフォームを離れる必要なく、いつでも製品内でDCLサポートエンジニアとチャットすることができます。

Lookerのサポートは、最も価値のあるサービスのひとつとして、常に高い評価をいただいています。


その他のツールとの比較

Power BIだけでなく、他のBIツールとの違いを比べてみてください。

ガートナー:アナリティクスおよび
BIプラットフォーム

ガートナー社はビジネスインテリジェンスに関するレポートを定期的に発行しています。同社の公平な分析を厳密に調べれば、プラットフォームのビジネスインテリジェンス比較についてより詳しいことが分かります。基準には、重要な機能、その分野のリーダー、BIベンダーの能力などが含まれます。

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Forrester Waveレポート

Forrester社ではビジネス分析に焦点を当てており、人工知能からブランド設定、クラウドコンピューティング、ビジネスインテリジェンスにいたるまであらゆるレポートを作成しています。これらのレポートは、BI企業と当分野の発展に関する詳細な見解を提供します。

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G2クラウドグリッドレポート

G2は、人材派遣会社、司法サービスプロバイダー、サイバーセキュリティ企業、BIインテリジェンスプロバイダーなどを含む幅広い分野のビジネス機能に関して、消費者の視点を重視したレビューを提供しています。

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BARCのBIに関するアンケート

BARCのBIに関するアンケートは、ビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェアユーザーに関する世界最大規模の最も包括的なアンケートです。36ものBIソリューションについて、世界95か国、3,000名を超える回答者から得られたフィードバックを提供します。

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